人としての徳という魅力を高めるには器が必要です。器とはどんな生き方をするか決めることで心に持つことができます。

器を持ち合わせていなければ徳を高めることはできません。徳を高めたいと思えたとしても器がなければ徳が高まることはありません。その場限りの人の善し悪しは性格の問題ですが、他人が慕いたくなるような人格になることは徳の問題です。徳を高めるとは心に器をつくり、磨き大きくしていくようなものです。作りだした器に徳が貯まることで人としての魅力が高まるものです。

どう生きるのか決められていない人は器を持ち合わせていないということです。徳という観点において成長しないのは器がないからということです。徳を高めたければまずは、己の生き方を決めましょう。

尊生道
覚理 怜良命念