人の言動は徳の高さと心の陰陽で異なります。普段とは異なる言動をしていると感じたらそれは心の陰陽が普段と異なるからであり、視野の高さが異なると感じれば徳の高さが変動した為です。
徳の高さと心の陰陽で言動が異なる以上は、この人はこうだと決めつけることは不可能です。ただ徳の高さを見定めることが出来ればおおよそ言動の領域を判断することはできます。
また人を決めつけることが不可能である以上、その人がすべき言動というのも決定することはできません。すべき言動というのは現在の徳の高さと心の陰陽で異なる為です。どう言動を取るべきか決定したければ徳の高さをおおよそ見定め心の陰陽の傾きを認識しなければなりまん。それらを理解することができてはじめて最適な言動を見つけることができ、心を迷わすことなく正しく善なる生きる道を進むことができます。
尊生道
覚理 怜良命念