どんなに他人のことを察することが得意だとしても限界があります。全てを完璧に理解することは困難です。
だからこそお互いのことを伝え合い理解を深めていくのです。お互いのことを理解してはじめて信頼関係が生まれていきます。
これくらい言わなくてもわかるだろうという安易な考えを続けていれば理解からはほど遠い状態に陥ります。まずは自分から自分のことを話す努力をする、そして相手の話を理解しようとする努力をすることでお互いのことを理解できるようになります。
もし話を聞かない者や話し合おうとしない者さらには話し合いに嘘を織り交ぜる者は信用には値しません。どんなに自分が打ち解けようとしても相手にその気が無ければ理解し合うということは不可能なのです。そのような者と関わり続ければ自分の心が陰に傾いていくものです。積極的に関わるべきではありません。
尊生道
覚理 怜良命念